コラム

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汗・皮脂・紫外線!夏の肌ストレスから守るための洗顔習慣

汗をかくたびに気になるベタつき。触れればすぐに感じる、肌のざらつきやごわつき。夕方になると鏡に映る顔色はどこかくすんで見える。
こうした“夏の肌ストレス”に心当たりはありませんか?実はその原因の多くは、「洗い流したつもり」の落としきれていない汚れの蓄積にあります。
日焼け止めや化粧下地、汗・皮脂が重なってこびりついた夏の汚れは、普通の洗顔ではなかなか取りきれません。しかも「しっかり落とそう」とゴシゴシ洗うと、今度は摩擦がダメージになり、肌トラブルの火種に。

夏こそ、「きちんと落とす × やさしく洗う」の両立が大切です。
この記事では、肌への負担を最小限に抑えつつ、ベタつきやくすみの元となる汚れをしっかり落とす洗顔習慣を紹介します。

肌の上には、見えない「汚れの層」ができている

夏の肌は、一日を通して何度も汚れが付着します。朝は皮脂の分泌が活発になり、日中は汗と混ざって顔全体に広がります。
そのうえ、UVカット効果を高めた日焼け止めや化粧下地は、汗に強い分、落ちにくさも格段にアップ。
さらに、外気にさらされた肌は、大気中の汚れやほこり、小さな粒子を知らず知らずのうちにキャッチし、それが肌表面だけでなく毛穴やキメの奥にまで入り込むのです。

問題は、それらが肌の上に“重なって”残っていくということ。
見た目には落ちているように見えても、角栓の奥や毛穴のふちにへばりついたままになっていることがよくあります。
こうした状態を放置すると、くすみやザラつき、吹き出物などの肌トラブルに繋がるのは言うまでもありません。
だからこそ、表面をサッと洗っただけではダメ。“見えない汚れの層”まで意識してケアすることが、夏の美肌には欠かせません。

落とすだけじゃない、「摩擦レス」がキーワード

では、しっかり落とせばそれでいいのか?というと、それもまた危険です。
肌に蓄積した汚れを落とそうと、指先に力を込めてこすってしまうと、それが今度は摩擦ダメージとなって肌を傷つけてしまうのです。

とくに紫外線を浴びたあとの肌は、角層が乱れ、水分を保持する力が落ちています。
いわば「薄く、敏感で、傷つきやすい」状態。そこに刺激を加えてしまえば、赤み・乾燥・ざらつきといった悩みはどんどん深刻化していきます。

だからこそ必要なのは、“きちんと落とす”と“こすらない”を同時に叶える洗顔方法。そのために見直したいのが、毎日の「洗い方の質」なのです。

クレンジングと洗顔、それぞれの役割を知る

クレンジングと洗顔を、なんとなく“セット”で済ませていませんか?実はこの2つ、落とす汚れの「性質」が異なります。

  • クレンジング:油性の汚れ(メイク、日焼け止め、皮脂など)
  • 洗顔:水性の汚れ(汗、古い角質、ホコリなど)

つまりどちらか一方だけでは、夏の肌に溜まる“ミックス汚れ”は完全に落とせないのです。

まず、クレンジングでは「乳化」というプロセスがとても重要です。
これは、肌に馴染んだクレンジング剤に水を少しずつ加えることで、油性の汚れを浮かせやすくする工程。 十分に乳化されたクレンジングは、肌の負担を減らしつつ、毛穴に入り込んだ日焼け止め成分までしっかり洗い流してくれます。

次に登場するのが洗顔料。
ここでは、泡の「質」が命。洗顔料そのものより、“どう泡立てるか”が肌を左右すると言っても過言ではありません。

泡を手に取る女性

泡立てで、洗顔の印象は180度変わる

「泡で洗いましょう」という言葉はよく聞きますが、泡のきめ細かさ・弾力によって、洗浄力も肌へのやさしさもまったく変わります。

理想の泡は、手でなでるだけで汚れを吸着してくれる“クッション”のような存在。
弾力のある泡は肌と手の間に空気の層をつくり、摩擦を軽減しながらも、汚れだけをしっかり吸い取ってくれます。

でも、実際には「そんな泡、手で作れない」「ネットも面倒」という声も多いはず。そこで活躍するのが、筆タイプの洗顔ブラシです。

泡づくりの革命。筆で作る“雲のような泡”

筆タイプの洗顔ブラシは、ブラシそのものが泡立て器の役割を果たしてくれるアイテム。 水と洗顔料を含ませて円を描くだけで、誰でも簡単に、プロのような濃密泡が作れるのが最大の魅力です。

しかもブラシで立てた泡は、ひとつひとつの泡が小さく均一で、洗っている間にへたれにくいのが特徴。
肌にのせたときも、弾力を保ちながら摩擦を防ぎ、毛穴の奥までスムーズに入り込んで、蓄積した汚れをすくい取ってくれます。

「落ちてる感じがするのに、突っ張らない」そんな感覚が、毎日の洗顔で得られるようになるのです。

洗顔ブラシと泡

この夏、取り入れたい洗顔ブラシ

肌へのやさしさを最優先したい方に べっぴん桜筆 洗顔ブラシ

可憐な桜の柄が目を引く、やさしいタッチの洗顔ブラシ。肌当たりがとてもやわらかく、初めてブラシを使う方や敏感肌・乾燥肌の方にもおすすめです。
やわらかな毛質と長めの毛丈で、軽くふわっとした泡が立ちやすい設計になっています。


BP-5 べっぴん桜筆 洗顔ブラシ
天然毛100%の洗顔ブラシ。ごしごし擦らなくても、やわらかい泡でやさしく肌を包み込むように洗えるため、洗顔時の摩擦が気になる方にもぴったりです。

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小鼻まわりの落ちにくい日焼け止め汚れに 小鼻用洗顔ブラシ

日焼け止めが特に残りやすいのが、小鼻まわりやTゾーン。希少な粗光峰(そこうほう)を100%使用。ヤギの喉元から採れる柔らかな毛で、繊細な肌あたりと絶妙な弾力感を両立した、プレミアム仕様の小鼻ケア専用ブラシです。

FU-5
FU-5 プレミアム小鼻ケア洗顔ブラシ
細く繊細な毛先が日焼け止めをやさしく浮かせて落とすことができます。小鼻の角栓や黒ずみ対策にも。

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汚れをためない。肌をいたわる洗顔へ

夏の肌は、想像以上に過酷な環境にさらされています。 ベタつきもくすみも毛穴の汚れも、「落としきれていないこと」が原因で起きているなら、毎日の洗顔を見直すだけで肌は変わり始めます。
洗顔ブラシで泡立てて、そっと肌にのせて、手を添えるように洗う。たったそれだけの変化が、夏の肌に本当に必要なケアになるのです。

この夏は、肌のストレスをやさしくほどくような洗顔習慣を始めてみませんか?

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