【梅雨メイク】ベタつき知らず!パウダーブラシでつくる『サラすべ肌』の秘訣

気温が少しずつ上がり、じめじめとした湿気を感じる日が増えてまいりました。特にこれからの梅雨時期は、メイクが崩れやすくなるのが気になりますよね。お昼頃にはテカリが出てきたり、ファンデーションがヨレてしまったり…といったお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
年齢とともに、お肌の水分や油分のバランスも変化し、メイク崩れが気になることも増えるかもしれません。ですが、ご安心ください。ベースメイクの仕上げに使う「ルースパウダー」と「パウダーブラシ」を上手に活用することで、湿気に負けない、サラッとした美しいお肌を長時間キープすることができるのです。
今回は、これからの季節にぜひ試していただきたい、ルースパウダーとパウダーブラシを使った崩れにくいベースメイクの仕上げ方をご紹介いたします。
目次
なぜ、暑い時期のベースメイクに「パウダーブラシ」が良いの?
ルースパウダーは、メイクの仕上げにお肌の表面をサラッとさせて、ファンデーションを定着させてくれる大切なアイテムです。これをパフでつける方も多いと思いますが、気温や湿度が高い時期には、パウダーブラシを使うのが特におすすめなんです。
パフはパウダーをしっかりと肌に乗せるのに向いていますが、湿度が高い環境ではパウダーが必要以上に肌に密着しすぎてしまい、厚塗り感が出たり、汗や皮脂と混ざってヨレやすくなることがあります。一方、パウダーブラシは、パウダーを空気を含ませながらフワッと、そして均一に肌に乗せることができます。
パウダーブラシを使うメリットは、主にこの3つです。
- パウダーを薄く均一に乗せられる
パフと違い、ブラシはパウダーを均等に分散させながら肌の凹凸にもフィット。ムラなく薄く乗せられるため、厚塗りにならず自然な仕上がりに。湿気が多い時期でも、余分な粉が自然に払い落とされ、肌にペタッとつきすぎるのを防ぎます。 - 量の調節がしやすい
ブラシを使えば、テカリやすいTゾーンにはしっかりと、乾燥しやすい部分には控えめに、とパウダーの量を自在にコントロールできます。必要な部分には崩れ防止効果を与えつつ、乾燥が気になる部分は潤いを守る、といった賢い使い分けが可能です。 - ナチュラルな仕上がりになる
パウダーブラシでフワッと乗せたパウダーは、肌表面にヴェールをかけたように薄く密着。粉っぽさがなく、肌そのものがサラサラになったような自然な仕上がりです。ファンデーションのツヤ感を活かしながら、毛穴や小ジワを目立たなくする効果も期待できます。時間が経ってもシワにパウダーが溜まりにくいのも嬉しい点です。
【実践!】湿気に負けない!パウダーブラシ使い方ステップ
それでは、実際にパウダーブラシを使った、崩れにくいベースメイクの仕上げを見ていきましょう。
- ステップ1:ブラシにパウダーを丁寧になじませる
ルースパウダーを蓋などに出し、ブラシの毛先で優しく取ります。ブラシを立てて容器の縁でトントンと余分な粉を払い落としたら、手の甲でなじませます。パウダーを穂先の奥まで均一に行き渡らせることで、肌に乗せた時のムラを防ぎ、厚塗りを防ぎます。このひと手間が崩れにくさの鍵です。 - ステップ2:テカリやすい部分から優しく乗せる
まずは、おでこ、鼻筋、小鼻脇、あご先など、皮脂が出やすいTゾーンから。ブラシを肌に垂直に当て、「押さえる」ようにパウダーを密着させます。毛穴にパウダーを押し込むイメージで、トントンと細かく乗せるのがポイント。ファンデーションが固定され、ヨレや毛穴落ちを防ぎます。 - ステップ3:頬全体にフワッと乗せる
ブラシに残った少量、または必要であれば少量足して、頬全体にフワッと乗せます。乾燥しやすい目の下などは、乗せないかごく少量に。頬には、ブラシを優しく滑らせるか、軽いタッチでクルクルと磨くように乗せると、自然なツヤ感を出しつつサラッと仕上がります。顔の中心から外側へブラシを動かしましょう。
どんなパウダーブラシがおすすめ?
パウダーブラシには色々な形や毛質のものがあります。特に「灰リス(はいりす)」の毛は、非常に細く柔らかいため、肌に負担をかけずにパウダーをフワッと乗せることができます。この灰リス毛のように、毛量が多くて毛先が柔らかく、肌あたりが良い大きめのブラシは、これからの季節にルースパウダーを軽やかにつけるのに最適です。
お悩み解決に役立つ!おすすめのメイクブラシはこちら
MS-1 舞さくらパウダーブラシ
灰リスと粗光峰をブレンドした穂先は、肌あたりが非常に柔らかく、フェイスパウダーをふんわりと均一に乗せることができます。ナチュラルで透明感のある仕上がりを叶えたい方におすすめです。
ARRS20-2 パウダーブラシ
希少な灰リスを100%使用した平筆タイプのパウダーブラシ。驚くほど柔らかな肌触りで、パウダーを肌に吸い付くように密着させながら、磨き上げたようなツヤのあるサラサラ肌に仕上げます。平筆なので、顔の凹凸にもフィットしやすいのが特徴です。
まとめ:パウダーブラシで湿気に負けないサラすべ肌を!
ルースパウダーをパウダーブラシでつけるというひと手間で、いつものベースメイクが見違えるほど崩れにくく、一日中快適な肌触りをキープできるようになります。パフでは実現しにくい、空気を含んだフワッとした軽い仕上がりは、まさにブラシならでは。
今回ご紹介したステップを参考に、ぜひこれからの季節のメイクにパウダーブラシを取り入れてみてください。きっと、湿気や汗によるメイク崩れの悩みが減り、鏡を見るたびに気分が上がるはずです。
汗ばむ季節も、パウダーブラシを味方につけて、メイク崩れを気にせず一日中サラサラの美しいお肌で過ごしましょう!